中国初の純電気自動車、それは話題となったBYD社の「F3e」や「E6」ではなく、長安汽車の「ベンベンi(奔奔i)」のことである。昨日(6日)、一台の黄色い“奔奔mini”をベースとした「ベンベンi(奔奔i)」が長安汽車の第5工場においてラインオフした。式典に参列した科学技術部のワン・ジーシュエ(王志学)副秘書長は「これは中国初の実用化された純電気自動車である」と挨拶を述べた。
長安汽車集団股份有限公司の総裁シュー・リューピン(徐留平)氏は、「“ベンベンi(奔奔i)”は長安汽車が2年の歳月をかけて、200人あまりの専門スタッフが研究開発を重ねて作り上げた国際先進レベルの高速純電気自動車である」と紹介した。そのプロセスの中で、長安汽車は車両統合制御、電気制御、リチウム動力電池の統合および3つのコア技術の管理を掌握して、同時に、キーコンポーネントの研究開発と製造能力を形成した。
シュー・リューピン氏は、「“ベンベンi(奔奔i)”の市場投入時期は来年の年末を予定しているが、従来の内燃エンジン車が依然として市場を支配している今日では、国や地方政府からの支援、充電サービス施設やサービス提供状況すべてが純電気自動車の市場の先行きを左右する」と話した。さらに、「長安汽車は今後数年間で、関連する技術革新を促進するために100億元を投入する。また、ハイブリッドや純電気自動車の産業化、大規模化は長安汽車の新エネルギー戦略の重点項目として、2015年までに新エネルギー車を22モデルまで展開する予定だ」と話した。
“ベンベンi(奔奔i)”の最高時速は120キロ、一充電走行距離(航続距離)は150キロ。また、充電時間も許容範囲で、スロー充電で6時間、急速充電で30分である。さらに消費電力は時速60キロの走行速度で100キロ走ってもわずか10キロワットである。
“ベンベンi(奔奔i)”は、静かで省エネ、二酸化炭素排出ゼロのエコである以外に、もう一つ大きな特徴がある。それは高価であるということ。現時点で、従来の“ベンベン”の希望小売価格が5.88万元に対して、“ベンベンi(奔奔i)”は製造コストで15~20万元もかかっている。長安汽車の関係者は、「これは主にリチウム電池のコストが高いためで、また、“ベンベンi(奔奔i)”はまだパイロット生産段階なので、量産以降はコストも下がっていくことだろう」と話していた。(from 新華網)
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